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2018年 03月 10日 ( 1 )


2018年 03月 10日

graduation 2018年春


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はじめに・・
乳癌外来10年を経て、担当医から無事に
「卒業」のお墨付きをもらったので
今日のブログは備忘録日記です。



先週、汗ばむような陽気の日に
kazuさんと千駄ヶ谷まで。

新宿御苑のすぐ傍に住む
kazuさん、中・高の同級生の
自宅へ退院、快気祝いを兼ねて
出掛けてきました。



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kazuさんの友人は
昨年8月から約7か月間の入院
仲の良かった三人衆の中のひとりが
突然の疾患、生死をさまよった危険な
時期もあったので、無事に退院の知らせは
kazuさんもほっとしたことだろう。

それに加えて、ワタシ自身の乳癌治療も
無事に終了し精神的に安心してくれたかな。

2008年の手術・抗がん剤から始まり
後治療は10年間のホルモン療法
長かったな・・やっぱり
最後の受診日には、kazuさんも一緒に
主治医に挨拶
この10年間がグルグルと頭の中を過って
少し目頭が熱くなった。



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友人のマンションには何度かお邪魔している。
中・高、男子校だったこの三人衆は
「運転手・ナビ・お客さん」と言った関係性で
ウマい具合に調和のとれた仲がかれこれ45年

まぁkazuさんの性格だったら
「ナビ」でしょうね、きっと。
と思ったらその通りで笑えた。

完全復帰とまではいかずとも
無事に退院した友人を囲んでの昔話は
当時その場所にいるはずもないワタシも
聞いていて心が和む。
男の友情って、なんか良いな。



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来年には還暦を迎える三人衆
退院した友人から
「お前ら、遺言状書いといた方がいいぞ
俺、まだ意識が有った時、真っ先にそれ思ったから」って
笑いながらも、実際に生死をさまよった友人の言葉が重い。

遺言状かぁ・・
親元から離れて一人暮らしをずっと続けてきたワタシには
誰かに残す財産なんて、あるはずもなかったけれど
乳癌が再発転移した時は、さすがにkazuさんに何か
手紙でも書いておこうかなって
真面目に考えたこともあった。

「ワタシの生命保険証書、あそこにあるからね」(笑)
とかね。



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2008年1月手術日当日、kazuさんと病室で記念写真
抗がん剤治療開始で脱毛ツルツルに。
やっぱりこの1年が一番ツラくてしんどかったかな。
10年前の写真を見返し、今の健康な自分が本当にありがたい。 
元気に過ごしていると忘れがちだけど、こういう節目に
改めて思い出し、生かされていることに感謝。

有名人で乳癌で亡くなられた方達を
この10年間でも数多く見てきた。
「明日がくることは、当たり前な事じゃない、奇跡なんだ」
って言った人もいた。 これも重い言葉だな・・



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辛い闘病生活から生還したkazuさんの友人
「いつ未亡人になっても不思議じゃない状態だった」と
話していた奥さん

大病をしたことがある人にしか解らない気持ちが当然ある。

だけど、それ以上に傍で見守る人の辛さや不安も
その人にしか解らないものなのだろうと。

ワタシだけの10年じゃなかったことを
改めて思い出させてくれた
「10年目の卒業証書」

卒業おめでとう!ワタシ
そして、ありがとうkazuさん!


by satomi-kazu | 2018-03-10 15:49 | 日常 | Trackback | Comments(26)